
女版座頭市として、すでに早耳ファンの間で話題の映画「ICHI」(来年公開予定)で、共演した窪塚さんと増本氏。
山形での長期ロケの際、PSPゲームソフト「モンスターハンター ポータブル2nd(以後、モンスターハンター)」に共に大ハマリ。モンスターを倒す“狩り仲間”として固く結束した2人が、場所を六本木に移して日ごろの狩猟生活の成果を競い合う(?)ことに。
ってことで、今回は六本木のシューティングバーで射撃にチャレンジ! 射撃を通して2人の意外な横顔が見えてきた、かも。
●「モンスターハンター」のセオリーに乗っ取って、狩猟の前には食事が不可欠ということで、焼肉でガッツリ栄養補給です!
あたかも“狩り”に行く前の戦士ように、はやくもテンションの高い2人。さっそく、「モンスターハンター」話しで盛り上がっています。
さて、焼肉といえば、人それぞれこだわりがあるもの。増本氏は焼肉のとき、サラダを大量に食べるようです。結構、食事バランスにも気を配っているようです。「いつ何時もハンターは体のケアも怠らない」ということでしょうか。また、カルビ寿司など、変わりネタも積極的にオーダー。いろいろ手当りしだいに珍しいものは試してみたいタイプか?
一方、基本的には焼肉の食べ方はオーソドックスという窪塚さん。必ずオーダーするのは、ハラミのたれ、とのこと。また、焼肉と一緒に白ご飯がないとダメだそうです。窪塚さんいわく、「(味覚が)子供なんで(笑)」。

●Q&A
−では、お二人に「モンスターハンター」の狩り仲間としてのお話を…。
(インタビューアーの話を無視し、おもむろにバッグから「モンスターハンター公式ガイドブック」を取り出し、窪塚さんに見せる増本氏。ちなみにガイド本は、別の狩り仲間から誕生日プレゼントとして贈られたものだという)
窪塚 うぉぉ。
増本 これを持ち運ぶの、どんだけ重たいか!(自慢気)
窪塚 僕も(公式本)持ってるんですよー。
増本 えっ、買ったの?!
窪塚 いや、近所の中学生に借りてるんっすよ、2ヶ月前から。だからほとんど、借りパク状態です(笑)。
増本 そや。近所の小中学生と(ゲームを)やってるんや、この人。
窪塚 「モンスターハンターやろうよ、洋クン」って言われて。(増本氏の公式本をめくりながら)んー、見てると(モンスターを)倒したくなってきますね。
増本 で、ムチャクチャ強いんだよね?子供達が。「そのアイテム、どこで見つけたの!?」みたいなのを、いっぱい持ってるんでしょ?
窪塚 「こんなとこに、そんなのあったんだー」とか(感心して)言うと、「しらねぇのぉ」とかバカにされて。小学生に虐げられながら遊んでもらってます(笑)。
増本 でも、そのお陰で強くなってるよね。
窪塚 うん、なってます。バカにされてもいいから、全然強くなりたいし(笑)。
増本 そうそう。バカにされるのなんて余裕。それくらい強くなりたいんですよ。自力とかそんなのどうでもいい(妙に力説)。
窪塚 ワハハ。強くしてもらいたいから、小学生に「まだ帰らないでくれ!」とか言っちゃうし。
(全員、大爆笑)

ーいまやすっかり狩り仲間ですが、増本氏はゲームを封印していたのでは?
窪塚 あ、山形のロケのとき、そう言ってましたよね。
増本 そうなんですよ。“おゲーム”というものは…。
窪塚 お、おゲーム?
増本 自分にとっては、もう“おゲーム”って感じなんですよ。そもそもこんなもんは、人を楽しませるために作ってあるものだから、楽しいに決まってるんです。
以前も言いましたが、「桃太郎電鉄」、つまりスゴロクを、しかも1人で23時間もやってしまいました。いわば、僕はジャック・バウアー(ドラマ「24」)に近い男なんですっ!
窪塚 (笑)でも、言っていいっすか? (桃太郎電鉄には)ドラマティックな場面が全然ないんですけど…。
増本 あるよ! 俺の中にはあるんです(断言)。他にも、「機動戦士ガンダム一年戦争」を何十年戦争してんねん!ってくらいにやり続けたこともあるし・・・
窪塚 それはダメですねぇー。
増本 でしょ。なのに、この人が(ロケ先で)「増本さん、僕はソニーの回し者じゃないですけど、インターネットもできるし、写真も取り込めるんですよ」と。PSPの説明しだして・・・

ーまるで悪魔の囁きのように?
窪塚 アハハ。実は僕もPSPは持ってたんですけど、ずっとゲームやらなかったんですよ。でも、現場で(同じく共演者の)山下徹大くんがずーーっとやってるんですよ、ゲームを。
で、話のきっかけに「何やってるんですか?」って聞いてみたら、「モンスターハンター」だと。前から、どんなゲームなんだろうって気になってて、それでオープニング画面を見たら、凄く綺麗で「映画みたいだな」って。で、いつのまにか自分も、かつらと着流しきたままPSP持ってゲームやってる人になってたと(笑)。
増本 早かったよね、(ソフト)買うの。
窪塚 決断は早いほうなので。これはもう、イバラの道に飛び込もうと(笑)。
増本 僕はそれを見て、「関係ないね」って顔してたんです。
窪塚 で、その翌々日くらいに(同じく共演者の)佐野が(狩り仲間に)入って。これは通信できるのが魅力で、1匹のモンスターを皆で狩りに行けるんです。例えば、自分の画面に山下くんが出てきたりとか。そんなゲームやったことなかったから、もうハマって。それで、3人でやってたら段々日を追うごとに、増本さんが近付いてきたんですよ。
増本 アハハハハハ。
窪塚 でも、最初はボロクソに言ってて。
増本 自分はやらないって決めてたから、違う楽しみを見つけようと思って。山下さんは強いんだけど、窪塚くんのを見てるとモンスターの糞を集めたり、薬草を取りにいったりしてるんですよ(笑)。
窪塚 で、ヤジばっか飛ばしてた。
増本 そうしないと、やってられないから。本当はやりたいわけやから。
窪塚 で、それを見て「これは、(いつか仲間に)来るな」と(笑)。
ーまんまと仲間入りしたわけですが、それほど魅力的だと。
窪塚 狩りの生活がここにある、っていうか。俺は役者で、歌も歌うけど、狩人でもあると。
増本 (大きくうなづきながら)男って、原始時代からやっぱりハンターだったんだなぁと。
(2人で顔を見合わせながら爆笑)
窪塚 わかる、それ!
増本 狩りの世界に僕を引き入れた窪塚先輩が今、(ゲーム時間)累計230時間ということでしたが、実はワタクシ、現在、267時間であります。
(またまた大爆笑)

ーお2人が「モンスターハンター」大好きなのは、よーく分かりましたっ。
窪塚 奥が深いんですよ、このゲーム。設定が凄く細かいから、(狩りに)出かける前に準備をちゃんとしなきゃダメ。で、日常生活でも準備は大切だなと思うようになりました。
とか言って、この前、ライブで香港に行くときにパスポート忘れましたけど。
増本 ワハハハ。で、どうしたの?
窪塚 皆を見送って、ビール飲みながら電車で帰りました。
増本 え!? 結局、行かなかったの?
窪塚 次の日、行きましたよ。ライブの前日(の便)だったから、どうにか間に合って。そんときは、成田空港の床に正座したっすもん、ごめんなさいって。
増本 僕も韓国行くときに、やったことがありますね。映画祭に皆で行くツアーだったんですけど、配給会社の人に「やってしまいました」と。
窪塚 あららっ。で、間に合ったんですか?
増本 どうにか。でも、あのときは監督さんとか皆を待たせたりして、もう大変で。しかも、早朝に嫁を叩き起こしたから、せめて朝ご飯にメロンパン買うたろうとしてたところを、(運悪く)皆が見てて。「あいつ、皆を待たせてんのに呑気にメロンパンなんか買うてる」と誤解されたりして(苦笑)。

ー結局、教訓は活かされてないような…? でも、2人が妙に波長が合うのはなんだか分かります。
増本 狩り仲間の結束力は、もの凄いんですよ。
窪塚 はい、鉄板ですね(キッパリ)。狩ってる時の4人は本当に一枚岩です。
増本 結束力で言ったら、桃太郎御一行とか三蔵法師御一行には負けないですね(笑)。この物語の映画作りたいくらいですよ。
窪塚 アハハ。いいですねー。でも、まずは「狩り合宿」しましょうよ。お互い少し(仕事が)落ち着いたら。
増本 そうやな、近いうちに狩り合宿したいなぁ。
(と、モンスターハンター談義に花が咲く2人。話は尽きることがないのだった…)
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●射撃レポート 六本木にあるシューティングバーに場所を変え、狩り仲間の日ごろの鍛練を証明すべく、いよいよ射撃対決の火ぶたが切って落とされます! |
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![]() ![]() まずは、はやる気持ちを押さえるかのように、冷えた飲み物でカームダウン。
窪塚さんは即決で「ビール!」。迷う増本氏に「やっぱ、増本さんはテキーラですよね」と、窪塚さんのやや強引な勧め。うっかりそれに乗り「テキーラサンライズ」をオーダーする増本氏。射撃への影響は大丈夫? |
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壁一面のエアガンを目の前にして、そわそわする2人。ハンター魂が刺激されるのでしょうか? “対決”のためのアイテム=ガン選びも慎重です。
たくさんの銃から、増本氏はM93Rオート9をチョイス。理由は「ロボコップが使ってるのと同じタイプだから」。選定に時間がかかっていたわりに、意外と安直なような…。大型で結構、重そうです。扱い切れるのか、やや心配です。 窪塚さんは、イスラエル製のデザートイーグルに決定。理由は、「以前、持っていたから」とのこと。納得です。どうやら、かなりツワモノという予感がします。 |
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協議の結果、10発の練習撃ちの後、5発の合計得点で勝敗を決めることに。
まずは、窪塚さんの練習から。威力が強いので、専用のゴーグルを着用してシューティングを行わなければなりません。 さて、注目の1発目→8点。小中学生の時、サバイバルゲームをやっていただけあって、なかなかの腕前。続く2発目には、なんと10点! 増本氏、太刀打ちできるのか? 続いて増本氏の練習です。1発目、9点。おっと、意外にも(失礼!)これはかなりの高得点。でも、偶然ってことも…。しかし、2発目に9点。3発目ではなんと、10点と、窪塚さんを凌ぐハイスコアに、一同唖然。 「ここで運を使い果たしてなければいいが…」と、つぶやく増本氏。 |
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さて、いよいよ本番。泣いても笑っても、ここで雌雄が決します。
先攻は増本氏。いつにない神妙な面持ちでエアガンを構えます。 狙いを定めて、いざ! 結果は、9・9・9・9・9のオール9(!)で、合計は45点。増本氏の凄腕を見て窪塚さんも、「増本さん、安定してますね〜」と感心しきりです。 増本氏の好結果に、自他共に認める負けず嫌いという窪塚さん。がぜん、闘志が沸いてきたようです。 9・9と、2発目までは増本氏と一緒です。 が…続く3発目。なんと、痛恨の8点! 4発目は9点。残すところあと1発。 ここで10点を出せば、増本氏と同点となり、サドンデスに突入かぁ!? が、しかし、結果は9点…。むむむ、残念。 1ポイント差で増本氏の勝利です!! 「3発目、エロいこと考えて撃っちゃっいましたよ(笑)。 うーん、ビールが悪かったのかなぁ〜?」と、反省する窪塚さん。「なんでやねん!」と思わず突っ込む増本氏。 勝利の美酒に酔いつつ(?)「俺って、こんな才能あったんや〜。、まあ、ロボコップやしなぁ」と、増本氏の余裕の勝利宣言でシューティング・バトルは終了! |
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勝負がついた後も、シューティングの余韻に浸る2人。大人の遊びを堪能したようです。
「(意外な特技を見つけたときの)のび太の気分」と、増本氏はホクホク顔。 一方、窪塚さんはいろいろと思うところがあったようで…。「中学生ぶりに燃えました! 子供のころ、(サバイバルゲームで)草むらに隠れてた時のにおいとか思い出しましたよ。でも、正直、負けると思ってなかったんですけどねー」。すると、増本氏は「勝てると思ってなかった。むしろ、負ける方がオイシイかなと(笑)」。 はじめて会ったのが今年の5月と、まだ日は浅いですが、2人が良いバランスで交遊しているのが伝わってきます。 また、銃の想像以上の威力に、驚いたようで…。「パンッと撃ったときの(腕に伝わる)感触が結構凄かった。本物はもっとなんやろうなって」と増本氏。「銃社会は恐いなって思いました、ホントに」(窪塚さん)。「こんなことで人が殺せてしまうのかなと思うと恐くなった」(増本氏)とも。 大人として、父親として、互いに大いに感じることがあったようです。 |
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本人不在トーク(増本氏にいなくなってもらいました) |
増本氏って窪塚さんから見て、どんな人?
映画「ICHI」で知り合って、「モンスターハンター」の狩り仲間になったわけですけど、実は最初は桂三枝さんの息子さんだと本気で思ってて。吉本だったと聞いてたし、顔も似てるじゃないですか。何より話が面白いんですよ、だから(笑)。 ロケで大人数で集まってたりする時に、増本さんは中心になって皆を笑わせてて。もちろん、俺も笑わせてもらってて、そういうのっていいなぁって。自分もそういう人になりたいなって思うから。増本さんが現場にいてくれて助かったというか、嬉しかったというか、良かったなって。で、狩り仲間にもなってくれて。 「ICHI」の撮影でね、綾瀬はるかさんと大沢たかおさんのクライマックスシーンを撮ってて、俺らは100メートルくらい離れて見てるって感じだったんです。2人を見ながら、増本さんが勝手にセリフとかを作って、(即興で)ミニコントみたいにしたりして。それが可笑しくって(笑)。現場に転がってる“面白いこと”の原石を見つけて、それをダイアモンドに変えることができる人だと思います。 つまり増本さんは、アンテナが高いですよね。お笑いのこと1つを取っても、感覚が若いっちゅうか。ゲームのときも、「(拒絶しながらもこっち側に)来てる、来てる」って思ったし(笑)。で、今となっては時間的にはすでに俺を超えてたりするでしょ。 しかも、脚本まで書いてたりしてるじゃないですか。 この前も、ある未発表の作品を口で説明してもらっただけだけど聞いて、お世辞抜きにメチャ面白そうだと思うし。だから、「いいじゃないっすか。是非、映画にして下さい」って本気で思ってます。 | |
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窪塚洋介さんプロフィール 1979年、神奈川県生まれ。O型。95年にドラマ「金田一少年の事件簿」でデビュー。ドラマ「GTO」(1998年)でのクールな優等生役で注目を集め、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(2000年)のキングこと、安藤タカシ役で一気にブレイク。「ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ」(2001年)、「ロング・ラブレター〜漂流教室〜」(2002年)など、数々のドラマに出演し、独特の存在感を放つ。 |
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在日韓国人青年を演じた主演映画「GO」では、高い演技力が評価され日本アカデミー賞主演男優賞をはじめ、多くの映画賞を総嘗めに。2002年には、曽利文彦監督デビュー作となる「ピンポン」に主演。斬新な映像とリンクした個性的なキャラクターを演じ切った。その他に、「凶気の桜」「魔界転生」「同じ月を見ている」など、数多くの映画に出演している。 最新出演作は、石原慎太郎監督総指揮で話題となった映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」。10月21日にDVDがリリースされる。 増本氏と共演した「ICHI」は来年公開予定。「ピンポン」の曽利文彦監督と再びタッグを組むことも話題だ。 また、昨年より「卍LINE」名で音楽活動をスタート。レゲエDee Jay(シンガー)として全国各地で精力的にライブ活動を行っている。 | |
■今回の駅「六本木」東京メトロ日比谷線、都営大江戸線利用可能な「六本木駅」。
古くからバー、クラブ、キャバクラなどが多数ある繁華街として知られているが、再開発により六本木ヒルズ、東京ミッドタウンなどの複合施設がオープン。新たな観光名所として期待される日本有数の歓楽街である。









東京メトロ日比谷線、都営大江戸線利用可能な「六本木駅」。