インスタグラムで、NFTアイコンを設定したい。
だけど、イーサリアムやポリゴンの違いがわからない・・・

こんな疑問に答えます。

インスタグラムが、デジタルコレクティブル(NFT)に対応しました。

これにより、 NFT画像を多くのフォロワーに披露できる機会が生まれます。ただし、このNFTには、イーサリアムやソラナなどいくつかの種類(ブロックチェーン)が存在します。

そのため、どの種類のNFTを選べばよいかわからないですよね。

結論としては、以下の通りです。

  • 高級NFTを持ち、他の保有者と交流したい人→イーサリアム(Ethe)
  • 気軽にNFTを始めてみたい人→ポリゴン(Polygon)

この記事では、その理由やブロックチェーンの特徴を解説します。

インスタグラムでは、4種類のブロックチェーンに対応

インスタグラムでは、4種類のブロックチェーンに対応しています。

ブロックチェーンとは、NFTの所有権を記録した台帳のようなもの。

それぞれのブロックチェーンは独立しており、全くの別物です。そのため、NFT購入のために必要な仮想通貨銘柄も異なります。

4種類の特徴をまとめると、以下の通りです。

ブロックチェーン作品数簡単さメリットデメリット
イーサリアム(Ethereum)格式が高いガス代が高い
ポリゴン(Polygon)ガス代が格安操作が複雑
ソラナ(Solana)ガス代が格安作品が少ない
フロウ(Flow)ガス代が格安OpenSeaで非対応

それでは、それぞれの特徴を説明します。

【イーサリアム】NFTでの王道ブロックチェーン

こんな人向け
  • 高級NFTを披露したい人
  • 有名コレクションを持って、他の所有者と交流したい人

NFT界で最も主流なブロックチェーンが、イーサリアムです。

有名なNFTプロジェクトは、ほとんどイーサリアムのブロックチェーンで発行されます。発行されている作品の点数も多く、取引も活発です。

イーサリアムのNFTは格式が高く、高級品が多くラインナップされています。そのため、投資対象としても人気があり、莫大な投資マネーが流れ込んでいます。

イーサリアムのメリット/高級なNFTがあり、強いコミュニティがある

イーサリアム上のNFTにおけるメリットは、高級なNFT強いコミュニティです

まず、イーサリアムNFTでは、有名なプロジェクトや超高級品がたくさんあります。

超人気コレクションだと、数千万円から数億円で取引されるものも。ほかにも、ブランド力があるNFTの相場は、10万円〜500万円ほどもします。

つまりイーサリアム上の有名なNFTは、「デジタル世界のブランド品」として機能するのです。

インスタグラム上で高価なNFTを掲載すれば、所有者の権威性も高まります。

加えて、イーサリアム上の有名NFTでは、オーナー同士が集うコミュニティもあります。同じコレクションを持つ人たちが繋がり、新たな交流が発生するのです。

また、同じコレクションを持つ者同士がインスタグラム上で出会えば、仲間意識も生まれるでしょう。

実際に海外セレブの間では、超高級コレクションをアイコンにする文化があります。

このように、イーサリアム上のNFTは、デジタル世界のブランド品として機能しています。

イーサリアムのデメリット/手数料が高い

デメリットは、とにかく手数料(ガス代)が高い点です。

イーサリアムでは、通貨の送金やNFT購入の度に、高額な手数料が発生します。その金額は、3,000円〜5,000円ほど。

ささいな送金操作の度にこれだけの費用がかかるため、気軽には利用できません。特に初心者の人にとって、この高額な手数料は受け入れがたいでしょう。

ただその一方で、この高額な手数料がイーサリアムNFTの品質を担保しています。

出品する側も購入者も、一定の本気度があって取引をするため、低レベルな作品が生まれにくい環境があります。

「本格的なNFTはイーサリアム」と言われる所以は、ここにあります。

イーサリアムは、本格的にNFTをコレクションしたい人におすすめです。

【ポリゴン】ガス代の安い廉価版ブロックチェーン

こんな人向け
  • 手軽にNFTをはじめたい人

ポリゴンは、イーサリアムの支流(レイヤー2)です。

イーサリアムのガス代の高さを解消するために誕生しました。そのため、安価なガス代で手軽にNFTを楽しめます。

NFTの売買だけなら、ガス代はかかりません。そのため、絵師が積極的に作品をリリースする場所として利用されています。

「まずはNFTを買ってみたい」と考える人に最適なブロックチェーンです。

ポリゴンのメリット/ガス代が格安

ポリゴンの最大のメリットは、ガス代の安さ。

手数料がほぼかからないため、NFTの無料配布やトレードも容易に行えます。実際に、ポリゴンチェーンでは、無料配布が盛んです。

気軽に受け渡しができ、たくさんのNFTを購入環境として適しています。

またポリゴンは、作品自体の価格設定も安めです。

イーサリアムよりも手軽にNFTを体験でき、入門編としておすすめです。加えて、作品数も豊富にあります。

その一方でポリゴンには、超高級ブランドはほとんどありません。

皆が気軽にNFTを売買できてしまう環境なので、質の低い作品も多く紛れています。これにより、高級ブランド品が育ちにくい環境となっています。

そのため、「デジタル世界のブランド品」としてNFTを持ちたい人には不向きです。

ポリゴンのデメリット/操作が複雑

ポリゴンのデメリットは、操作が複雑な点。

ポリゴンは、イーサリアムブロックチェーンの支流にあたる部分です。しかし、両者の仕組みは全くの別物です。

ポリゴンのブロックチェーンでも、「イーサリアム」が登場します。しかし、このポリゴン上のイーサリアムと本家のイーサリアムは、別物です。

注意

ポリゴン上で登場するイーサリアムは、本家のイーサリアムをポリゴンネットワーク上に再現したもの。

両者は、ブリッジ(架け橋)を通じて行き来させる必要があります。

そのため、ポリゴンを使いこなすには、イーサリアムとの違いを理解する必要があります。

ガス代が安く入門編として最適なブロックチェーンである一方、操作は決して簡単ではありません。

もし操作を誤ると、仮想通貨を失うリスクもあります。

【ソラナ】NFT界の新興勢力

こんな人向け
  • 新しいNFTプロジェクトをいち早く見つけたい人

ソラナは、NFT界における新興勢力です。

イーサリアムやポリゴンとは全く別のブロックチェーンで、独自のエコシステムを持ちます。

まだブロックチェーン自体が新しいためNFTの数は少ないものの、今後の躍進が期待できる新勢力です。

ソラナのメリット/ガス代が格安

ソラナブロックチェーンなら、ガス代を気にする必要はありません。

ガス代は、1つのトランザクションあたりわずか0.00025ドルほど。ほとんど、無視できるレベルです。

そもそも、ソラナは、社会インフラとなるべく開発されたブロックチェーンです。そのため、莫大なデータにも対応できる処理能力があります。

処理能力やガス代の安さの点では、ソラナはイーサリアムを凌駕できるスペックを持ちます。

このように、ソラナは今後大きく発展する可能性を秘めたブロックチェーンなのです。

ソラナのデメリット/マイナーで作品が少ない

ソラナのデメリットは、NFTの作品数が少ない点。

まだまだ新興のブロックチェーンであるため、ソラナ上で稼働する有名プロジェクトはわずかです。

大型プロジェクトも徐々に進行しているものの、イーサリアムには及びません。

このような理由から、インスタグラムでソラナNFTを掲載していても、フォロワーからの反応は薄いかもしれません。

また現時点では、他のインスタグラマーでもソラナNFTを掲載する人は少ないでしょう。

そのため、NFT保有者同士での交流もなかなかできないでしょう。

【フロウ】ゲームにも対応できる高速ネットワーク

こんな人向け
  • ブロックチェーンゲームや1点もののアートに興味がある人

フロウは、ゲームやアプリをスムーズに動かすために登場したブロックチェーンです。

膨大なデータを瞬時に処理でき、ガス代もほとんどかかりません。このような特性から、ガス代を気にせずにNFTの取引を売買できます。

NFTの領域ではシェアは小さいものの、今後の成長が期待できるブロックチェーンです。

フロウのメリット/ガス代が格安

フロウもガス代は格安です。

NFT売買では、ほとんどガス代はかかりません。そのため、気軽にNFTを入手できます。

NFTの無料配布やプレゼントキャンペーンも簡単に行える点が魅力です。

フロウのデメリット/OpenSeaで非対応

フロウのデメリットは、OpenSeaでNFTを購入できない点です。

OpenSeaとは、世界最大のNFTマーケットです。しかし、FlowのブロックチェーンはOpenSeaに対応していません。

そのため、NFT購入の選択肢が狭まってしまいます。

FlowのNFTを購入する場合には、独自のマーケット「BloctoBay」を利用します。ただし、FlowのNFTはゲーム内アイテムや1点もののアートが中心です。

これらのNFTをインスタグラムに掲載しても、フォロワーたちと交流するのは難しいかもしれません。

インスタグラムのNFTなら、イーサリアムかポリゴンがおすすめ

4種類のブロックチェーンについて、紹介しました。

それぞれ特徴はあるものの、インスタグラムで使用するならば、イーサリアムかポリゴンがおすすめです。

この2つはNFTの種類も多く、ユーザーがたくさんいます。そのため、インスタグラム上で交流しやすいです。

一方で、ソラナとフロウのNFTはまだまだ発展途上です。NFTの数も少なく、コミュニティは活発ではありません。

インスタグラムにNFTを掲載する目的は、フォロワーとの交流です。この目的に沿うと、ある程度の規模があるイーサリアムやポリゴンがおすすめです。

インスタグラムにデジタルコレクティブル(NFT)を掲載する場合は、このどちらかを選びましょう。

今回は、ここまでです。

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