「ICPって、どんな仮想通貨なの?」
「ICPの特徴と将来性を知りたい」

こんな疑問にこたえます。

仮想通貨「ICP」とは、ICPというブロックチェーン上で使用される独自通貨を指します。

正式名称は、「インターネット・コンピュータ」(Internet Computer)。ちょっとダサい名前ですが、期待度の高い仮想通貨プロジェクトです。

ICPはDefinity財団という非営利組織が運営しています。詳細は、以下の通りです。

  • 本部:スイス チューリッヒ
  • 創設:2016年10月
  • 創設者:Dominic Williams氏(起業家、クリプトの技術者)

ではそもそも、「ICPブロックチェーンの何がすごいのか」を解説します。

ICPの野望は、「スマートコントラクトを用いて従来のWEB環境を再構築すること」

Definity財団は、「スマートコントラクトでWEB世界を再構築する」と宣言しています。壮大な計画です。

スマートコントラクトとは

ブロックチェーン上で稼働する契約プログラムのこと。一定の条件を満たすと契約が成立し、契約履行されていく一連の流れをさします。イメージとしては、自動販売機のようなものです。

例:自動販売機では、コインの投入+商品ボタンを押すという条件で、自動でジュースの所有権が購入者に移るプログラムになっている。

この「スマートコントラクト」を金融システムや経済や社会の仕組みのなど、インターネット上のあらゆる分野で使えるようにするのがDefinity財団の目的です。

インターネットのあらゆる場面でスマートコントラクトが実装できれば、より便利になりますよね。しかし、現状ではスマートコントラクトは手軽には利用できません

例えば、現状のイーサリアムブロックチェーンのスマートコントラクトには、こんな問題点があります。

  • データ処理に時間がかかる
  • やり取りできるデータ量に制約がある
  • データ処理のガス代(手数料)が高すぎる

この問題点を克服するために開発されたのが、ICPのブロックチェーン。

ICPのブロックチェーンは、高速で安価に大量のデータ処理が可能です。そのため、ゲームやWEBサイト、SNSなど従来のWEBシステムすら、ブロックチェーン上で運用できるのです。

まだプロトタイプが多く開発途中ですが、面白そうなプロジェクトが次々に発表されています。

巨大テック企業が支配するWEB2.0から、ICPが基盤のWEB3.0に変わる・・・かも?

ICPへの注目度が高い理由は、「ICPならWEB3.0が実現できるのではと期待されているから」です。

WEB3.0とは

GAFAに依存しない脱中央集権的なインターネットのこと。現状のWEB2.0では、GAFAが絶大な権力を有し、ユーザーの情報を独占している。WEB3.0の世界では、GAFAに依存せずに匿名性の高いインターネット環境構築を目指している。

次世代のインターネットとして期待されるWEB3.0。WEB3.0では、WEBシステムはパブリックネットワーク上で稼働すると予測されています。

もしDefinity財団の野望の通り、ICPブロックチェーン上でWEBシステムが稼働できるようになると・・・?。

ICPブロックチェーンをベースとした、WEB3.0の世界が到来するのです。

もちろん未来がどうなるかわかりませんが、投資家たちはこのような理由からDefinity財団に期待しています。

仮想通貨 ICPの将来性は?期待は大きいですが、懸念点もたくさん 

このICPブロックチェーンのガバナンストークンが、仮想通貨「ICP」です。シンボルマークは「∞」。

「もしICPが次世代WEBの覇権を取ったら、ガバナンストークンの価値が上がりそう・・・」と期待したくなりますが、懸念事項もたくさん存在します。

一度冷静になって、仮想通貨「ICP」に関する「良い話」と「悪い話」を見てみましょう。

良い話 Definity財団のプロジェクトは、壮大で明確なビジョンをもっている

Definity財団では、「WEB世界の再構築」を掲げています。そのため、ICPのブロックチェーンは、開発当初からWEBサービスやSNSを稼働できるように設計されています。既存ブロックチェーンの課題であるスケーラビリティを解消するためのプロジェクトなので、期待は高いです。

加えて、「インターネットを再構築する」という壮大なプロジェクトを掲げているのはICPぐらいです。他のブロックチェーンでは、ここまで大きなビジョンはありません。(無論、ICPの壮大な計画が成功するかは別問題です)

「ICPが成功すれば、次世代インターネットの覇権を取るかも」という期待感から注目されています。

良い話 独自のプログラミング言語 「MOTOKO」が次のWEB開発の主流になる?

Definity財団は、「MOTOKO(モトコ)」という独自のプログラミング言語も開発しました。

「MOTOKO」の特徴は、WEB3.0のアプリが開発しやすいこと。ブロックチェーン上で稼働するアプリに特化した言語です。

シンプルで堅牢なプログラミングが可能で、ICPの開発環境を支えます。

今後、ブロックチェーンに特化したブログラミング言語は需要が高まります。そのなかで、「MOTOKO」は広く普及するかもしれません。

良い話 ビットコインとICPブロックチェーンの接続計画が進められている

2022年の3月頃までにICPのブロックチェーンとビットコインを接続する計画が進められています。

ビットコインには、スマートコントラクト機能ありません。このデメリットを、ICP側のスマートコントラクト機能と連携させることでカバーしようという目論見です。

「仮想通貨の王 ビットコイン」と「ICPの高速スマートコントラクト」の連携

実現できれば、ICPブロックチェーンの存在価値は飛躍的に高まりそうです。

悪い話 ICPが取引所に上場した瞬間に大暴落

2021年5月 ICPが仮想通貨取引所に上場した瞬間に、95%超の大暴落が発生しました。

Definity財団創設時から保有していた投資家が、上場と同時に利確したようです。本来であれば、Definity財団が投資家へのトークン配分をコントロールするなど、上手な設計をしておくべきでした。

この1件により、ICPトークンの価値に懸念をもたらす結果となりました。

悪い話 先行投資家が多く、売り圧力がとても強そう

ICPに注目している投資家は多く、彼らは上場後もコツコツとICPを買い集めています。

ビットコインの成功事例があるため、多くの投資家が「次なるビットコイン」を探しています。ICPもそのひとつと言えるでしょう。

投資目的でICPを保有しているホルダーが多いため、売り圧力が強い状態がしばらく続くと考えられます。

ICPが急速に普及し圧倒的な需要が発生しない限り、なかなか価格が上がらないでしょう。

悪い話 ICPのプロジェクトが進むのに、5〜20年ぐらい年月がかかる

ICPトークンの価値が上がるには、一般のひとにまでICPブロックチェーンが普及する必要があります。

しかし、ICPの技術が一般のひとにまで浸透するには、最低でも5〜20年ぐらいの年月がかかるでしょう。もちろん、その間に革新的な技術が生まれて、ICPが失敗する可能性も十分にあります。

ブロックチェーンの世界は日々状況が変わるので、5〜20年先にどうなっているか誰にもわかりません。

ICPの事前の評価が高いだけに、思ったような結果がでなければ失望感から売り圧力につながるでしょう。

普及するには長い年月が必要で、ICPが生き残るとも限らない。その点では、ICPへの投資は、それなりにリスクが高いといえます。

2022年以降に始動するプロジェクトに注目しよう!

2021年12月時点では、まだICPで稼働するプロジェクトはわずかです。しかし、新たなプロジェクトが続々と発表されているので、2022年以降のICPの活躍に注目しましょう。

以下のTwitter投稿のように、ゲーム、Defi、Dapps(分散型アプリ)など、ICPのエコシステムは拡大中です。

とくに、ビットコインとの連携は要注目です。連携後は、ビットコインを軸としたICPのスマートコントラクトサービスが登場することでしょう。

仮想通貨ICPの購入方法は、以下の記事で解説しています↓

現時点ではICPの影響力はまだまだ小さいですが、今後のプロジェクトに注目しましょう。

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